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違いはわかる ? Part2 解答編2007/06/18 23:05

先日掲載した「違いはわかる ? Part2」の解答編です。出題編の方をまだご覧になっていない方は、まずそちらから先にご覧下さい。

さてここから「違いはわかる ? Part2 解答編」です。

ヤマウルシ

まずこちらの画像がウルシ科のヤマウルシで、ツタウルシほどではありませんが触れるとかぶれます。

ヤマウルシ

ヤマウルシの特徴は枝の部分が真っ赤であること、そして上の画像のように互生(ごせい)と言って葉が交互に伸びています。また、葉が成長すると先端の方が複数に割れてくることがあります。
ヤマウルシ

春先、ヤマウルシの芽が出たばかりの頃はその芽をタラ(タラノキ)の芽(タランボ)と間違えて採る人もいるそうです。タラノキの幹はトゲトゲであるのに対してヤマウルシの幹はツルツルですのですぐにわかります。間違えてもヤマウルシの芽を採らないようにしましょう。


もう一方の画像、こちらはミカン科のキハダです。樹皮は薬や染料などとして利用されます。
キハダ

キハダの特徴は、対生(たいせい)と言って下の画像のように幹から葉がペアになって伸びることです。ヤマウルシとキハダの成長したき木は全然違いますので見間違えるようなことはありませんが、1m前後の幼木のころはこのように似ています。葉が幹から交互に伸びているか、それとも対称的に左右ペアに伸びているかで区別します。
キハダ

キハダはミカン科ですのでアゲハチョウ(ナミアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハなど)の幼虫の食草となります。ですから、葉にアゲハチョウの幼虫や卵を見つけることができたらそれはキハダと言うことになります。人間は見間違えることがあっても、チョウは決して間違えません。優秀ですね。(笑)

キハダ
キハダに産み付けられたナミアゲハの卵

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