白鳥大橋を望む丘から

今年3月に発売されたD800ですが、当初は品不足で数ヶ月待ちという状態が続きました。ここへ来て品不足も解消され、中古ではありますが発売から半年ほどして入手しました。来週発売予定のD600を考えていたのですが、D600の予定価格とほとんど変わらない価格でD800の中古を買うことができました。

D800はFX(いわゆるフルサイズ)の36Mピクセル機なので、APS-Cサイズにクロップすると15Mピクセル相当になります。したがってD7000の役目も担うことができます。

フルサイズ機のD700と比較すると大きく変わり、
・動画撮影
・静音撮影
・1.2×クロップ、5:4クロップ
などが追加されていますが、他にも多くの改良がなされています。

D700との簡単な比較を行ってみます。レンズは70-200mm、撮影被写体は直線距離にして約5km先にあるゴルフ場のクラブハウスです。

まずはD700での撮影、これは2010年6月5日のブログ「AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II」にて掲載したものです。

そして今回D800で撮影したのが次の画像になります。2年も経つと周囲の木々が大きくなっていることがわかります。ちなみに、前回と同じ位置から撮影すると木に隠れてしまうため、脚立の上から撮影しています(トリミングの関係でサイズが若干異なります)。

クラブハウスの部分を等倍でクロップしてD700と比較してみます。

どうでしょうか。D700でも十分に良く写っているのですが、D800と比較してしまうと差は明かです。クラブハウスの建物自体もそうですが、周囲の木々の描写が明らかに違うことがわかります。RAW現像しているわけではなくJPG画像そのままを掲載していますが、これだけでもその差は歴然としています。4年間の技術の進歩を感じさせられる画像です。