白鳥大橋を望む丘から

　昨年9月、アゲハ幼虫のエサ用にと採ってきたサンショウの葉。その葉にたまたま付いてきたカラスアゲハの幼虫が成長しサナギで越冬、そしておよそ8ヶ月後の今朝、無事に羽化しました。カラスアゲハ春型♂で、夏型に比べると少し小型です。



　カラスアゲハというとその名前から「黒い蝶」というイメージが強いのですが、翅を広げた姿を見ると決して黒ではなくむしろ青いぐらいです。非常に美しく、見る角度によって緑から青まで色が変化して見えます。
　前翅の中程に鱗粉がなく黒い毛が生えているような部分が見えます。これは性標と呼ばれる♂の印です。ちなみにカラスアゲハの♀はこちらに写真があります。