珍客 - その2 - ― 2011/09/12 22:30
今年は千歳・恵庭方面や室蘭などでスズメバチの発生が多く、駆除の依頼が過去最高との新聞記事がありました。確かに自宅にも巣を作っていましたし、職場にもはじめて侵入してきました。職場は7Fなので、たまたまではなく近くに巣があるのだとは思いますが、見つけることはできませんでした。
さて、上の画像が今回の珍客です。「スズメバチなんて珍しくない」という声が聞こえてきそうですが、いえいえ、これがかなりの珍客です。以下が先日の発見のときの会話です。
息子が発見し、
息子 「スズメバチかアブがいるよ。」
(アブかも知れないと気が付いたあたりはなかなか)
私 「どれどれ・・・これは ガ だよ。」
息子と家内 「? ? ?」
(このオヤジは何を言っているのだ? という顔をして)
私 「ガ だよ蛾。これは珍しいね。写真を撮っておこう。」
となって撮影したのが上の画像です。
そう、これはスカシバガ科の一種の「セスジスカシバ」という『蛾』なのです。スカシバは「透かし羽」のことで、鱗粉のほとんど無い透明な羽を持った蛾の仲間の総称です。
しかし、これはどう見てもスズメバチですよね。見事に擬態をしています。
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