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3Dトラッキング2008/08/12 23:01

アゲハの産卵
 6月、7月と天候が不順だったため、アゲハがさっぱり来なかったのですが、先週あたりから暑くなったのと同時によく産卵に来ています。その様子を撮影した1枚です。ちなみに動きが速くて、オートフォーカスでは追い切れません。

 タイトルにある3Dトラッキングとは、ニコンの新しいオートフォーカス(AF)です。最近の機種には51点の測距点があるのですが、この測距点とRGBセンサーからの情報を利用して被写体を認識して追い続けるというAFです。通常のAFとどこが異なるのかというと、単に最近接にあるとかコントラストが高いというコトだけではなく色情報を利用して被写体を認識できることです(ニコンではシーン認識と呼んでいます)。
 このAFの便利なところは、動体だけではなく静物撮影時にAFロック代わりに利用できるというところです。たとえば中央のAFポイントで測距し、そのままカメラを左右に振ると、AFポイントがファインダー内で右、左に動き、最初にピンとをあわせた被写体を追い続けます。AFロックと異なるのは、ピンとを固定するのではなくあわせ続けることです。したがってコサイン収差や被写体やカメラ位置の前後への動きがあったとしてもピントがずれてしまうようなことがありません。
 かなり万能なAFシステムですが、アゲハの飛翔など速い被写体を追うにはまだ十分とは言えません。今後さらに改善され精度が向上するのが楽しみでもあります。
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コメント

_ 南風 ― 2008/08/23 02:22

>このAFの便利なところは、動体だけではなく静物撮影時にAFロック代わりに利用できるというところです。

先日、人物撮影をする機会があり、ここで読んだこのテクニックを使わせて貰いました。
ありがとうございました。

_ isso ― 2008/08/23 23:08

なかなか便利なAFシステムだと感じています。
もしあわなくなったらセレクターの中心を押してAFポイントを中心に戻しAFロックをかければよいので、常に3Dトラッキングを使っても良いぐらいです。

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